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【作業手順】 |
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- ラジエーターホースなどどこでも便利なところのクランプをゆるめ、漏れ出るクーラントを受けるいれものを用意して5リッター(適当に)ほどクーラントを抜く
- エアクリーナーボックスの前上部を覆っているプラスチックカバーを外す
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前端2箇所のプラスチックピンの頭にあるみぞを進行方向から90度の 位置にくるまで回し、持ち上げると全体がはずれる。 これは左側。 |
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- エアクリーナーボックスからスロットルへつながる太いパイプのクランプをゆるめパイプを抜く
- エアクリーナーボックスの上部カバーを本体に固定しているラッチを前後左右4箇所はずし、カバー後端を本体から10cmほど持ち上げる
- エアフィルターエレメントを隙間から引き出す
- 上部カバーを空気吸入口の太いパイプを中心に回転させボディ側の大きなラバーグロメットから抜く
- 上から見えるエアクリーナーボックスの本体をボディに固定しているナット(左右それぞれ1個だけ)とその下のワッシャ−を外す
(このナットがはまっているスタッドはラバーマウントされているので21mmのレンチを下側のゴム部上部にあて、ねじ切らないようにゆるめること。 この際、薄くて短い21mmのレンチがあると便利。 指が届きにくいので、ナットなどを落とさないように)
- エアクリーナーボックスの本体の前下部2箇所の固定ピンをボディ側のラバーグロメットから本体ごと上に引き抜く
(グロメットのゴムが新しいとちょっと抜きにくいので壊さないように注意)
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(サーモスタットハウジングが良くみえるようになる。 これは右側。 左側も同様) |
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- ラジエータへつながっているホースのクランプをサーモスタット側でゆるめてホースを外す
(クーラントがもれるので注意。 もれたクーラントは水で洗い流し、ふいておくこと)
- ハウジングのキャップをとめている3つのボルトを外し、キャップを外す。
(ボルトは簡単に外れるが、アルミのキャップはガスケットに固着しているのでプラハンマーで軽くたたく)
- ガスケットをはがし、サーモスタットを外す
- プラスチックカバーを外すところからここまでの工程を左右共に行なう
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(ガスケットとサーモスタットを外したところ。 これは右側) |
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- 左右バンク共に取付面をきれいにし、新しいサーモスタットをはめ、新しいガスケットを使って9番の工程まで逆に行なう
(アルミのキャップのラジエーターホースがかぶる部分と、そこにクランプで締め付けられるホースの内側はもれの原因になるので特に入念にきれいにする。 サーモスタットには小さな鉄球の入ったチェックバルブがあり、そのそばにTOPと書いてある部分を上にして穴にはめる)
- エクスパンションタンクに水とクーラントの混合液を(タンクの中にあるMAX印を超えないように)補充し、キャップを開けたままエンジンをかける
- タンク内の水面を見ながら30秒ほど待って必要があれば再補充し、タンクのキャップを閉め、エンジンを暖める
- 暖まるのを待つ間、今までエアクリーナーボックスをはずさないとやり難かったUnisyn(負圧計)を使っての左右バンクのスロットルの アイドル時の同調作業の用意をし、暖まってから同調をとりスロットルリンケージの調整をしました。 この工程はオプション
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左側が新しいサーモスタット2個とガスケット2枚。 右側が外したサーモスタット、
ガスケットとサーモスタットハウジングのキャップ |
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- エンジンが暖まり、水温が正常で圧力がかかっても漏れがなければ8番から2番までの工程を逆に行なって終了 (1番の工程でゆるめたクランプをしめ忘れないように)
- 翌朝必要があればクーラントの再補充をし、エンジンが暖まってからもう一度漏れの点検をする
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