X300のシートメモリーの故障について
(by 坂本)
 BBS1でX300のシートメモリーの故障の件がありましたので私も同様のトラブルで修理致しましたので
 ご報告いたします

 X300のシートメモリーの故障には次の原因が考えられます(可能性の高い順)
 @モーターおよび位置センサーの故障
 Aコネクターの接触不良⇒ 
 乗り降り時にシートが移動する度にコネクターにストレスがかかり接触不良
 Bメモリーコンピュータの故障⇒ コンピュータの故障
 C供給電源の故障 ⇒ 
 乗り降り時にシートが移動するためにケーブルの断線、コネクターの接触不良
 Dスイッチの故障

 今回は殆どのトラブルの主原因と考えられる@をご報告いたします  修理方法は写真付で添付いたしますので参考にしてください。
【修理方法】
seatmemory1
seatmemory2
seatmemory3
seatmemory4
seatmemory5
 センサーを本体から外すには若干の工夫が必要です
 本体の回転留めのアームを若干曲げて取り外す必要があります。
 何回も試行錯誤をいましたが慣れるとカバーのみを外し
 ポテンショメータと連結軸のみを本体から取り除くことが出来ます
 コツは、シリコンチューブの締め付け力に頼る事となります。
 したがって素材の選択が重要項目と思われます。
 動作は、あるトルク以上の力が係るとセンサー軸を空回りさせるためです。
 センサーを取り付けた直後に最前、最後ろに移動して歩テンショメーターの
 移動範囲に固定するためですので、場合によってはゴム系の接着剤で固定しても良いかと思います
 (但し固定する前に一度、最前、最後ろに移動して歩テンショメーターの移動範囲合わせる必要があります)  注意すること
  @前後用とその他と2タイプあり。
  Aポテンショメーター(ボリューム)の回転トルクにばらつきがあるので接点復活在などで軸受け等を
   クリーニングし軽く回転するようにすることが必要

 メンバーの方へ  壊れた同種のシートを購入しばらして対策を行ないましたのでセンサー部の予備があります。
 ご希望の方にお貸しいたしますので、修理する前に事前に現物で確認されると良いかと思います
 同様に故障原因究明用にメモリーコンピュータ、駆動モータも有りますのでお貸しいたします


 続報・シートメモリー同様にX300の時計の表示不良が多発し、個の車種の持病のような状況となっています
 先日修理致しましたので後日アップいたしますお急ぎの方は直接メールください
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