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ジヤガーのリアショック&スプリングの交換を自分で行いましたので、我流ですが説明します。 |
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・今回の作業は3回目の作業です。 |
- ノーマルのレベライザー付きリアショック→ノーマルのレベライザー無しショックへ
(レベライザーの故障か?ショックの寿命か?不明ですが、リアが全く抜けた為)
(しばらくして、取り付け方法が悪くて、ダンパーのシャフトの上部が折れる)
- ノーマルのレベライザー無しショック→中古のレベライザー無しのスプリング&ダンパーassyにassy された中古のスブリング&ダンパー&ベースごと、購入しそのまま取りつけ
(....取りつけたとたんに、足回りがゴトゴトとものすごい異音が発生....)
- →新品モンローショック&中古レベライザー無用スプリング・・・
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[写真A]各種リアショック |
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左:ノーマル(レベライザー付き)
中:ノーマル(レベライザー無し)
右:モンロー製(当然レベライザー無) |
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上の写真Aを良く見るとわかりますが、ノーマルレベライザー付きショックは、シャフトの太さがレベライザー無しより太いです(上からのオイルラインを兼ねている為) |
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[写真B] |
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写真Bはリアショック&ダンパーを取り外したリアの足回りを、下から見た写真です。
真中の大きな穴に、ショックのベースが取りつけられている個所です。
この写真の右下の個所(銅色のマフラー管の右の辺り)にある細いチューブがレベライザー用のオイルラインのチューブです。
このラインがボディの右下を通ってボンネット内の右側に入っています。このラインが入っているボンネット内の個所をはずして、メクラブタをはめればokです。
ちゃんとやるなら使わなくなったこのラインをはずしておいた方がスッキリします。 |
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[写真C] |
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左は取り外したノーマルのレベライザー無しショックです。右はモンローのショックを組み込んだスプリング&ショックASSYです。
写真を見れば判るように、スプリングコンプレッサーは通常の安い物でokです。
但し、結構締め込むのに力が入れますが、根性と力でいけます。 |
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−−−−−−−−−− モンローの説明書 −−−−−−−−−− |
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- トップのネジ(17mm) NY110041 J Selflocking nut モンロー付属
- 座金 CBC1594Washer-upper 金属
- ブッシュa CBC2257 60 Isolator-upper(軟質系)
- ブッシュb CBC2933 Guide bush(硬質系)
- マウントベース CBC1426 Mounting plate-top 金属(写真Dを参照の事)
- ブッシュc CAC9449 60 Spring Isolato(軟質系)
?,6 の下とスプリングカラーとの間にドーナッツ状の鉄板があります。
- カラー(プラスティクス) スプリングと上部鉄板との緩衝材 CAC9162 Spacer - 340mm to 2.90mm
- スプリング(レベ無しの方がスプリングレートが高いですが、見た目はわかりません。
- カラーチューブ(ショックのシャフトに被る鉄製のチューブ)CBC2255 Spacer tube
- ブッシュd CBC2254 55 Mounting isolator-lower(軟質系)
- ダストカバー保持用ワッシャー CBC5431 Washer - lower モンロー付属(鉄製)
- ダストカバー
- スプリングベース取り付け金具 CAC4772 Collet(二分割品)
- カラー(プラスティクス) スプリングと下部部鉄板との緩衝材 CAC9162 Spacer - 340mm to 2.90mm(プラスチックのカラー)
- スプリングの下部のマウント鉄板(ドーナッツ状) CAC4771 Spring support
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モンローのショックを購入すると 1,11,12 は付属しています。
できたら、ショック交換時にはブッシュ類の 3,4,6,10 は交換した方が良いです。
その中で一番大きなブッシュc(6)については、交換がいらない可能性が高いですが、残りの 3,4,10 はまず使えないと思ってください。(3年以内に交換していれば別ですが..)
レベ付きとレベ無しの部品の差は 2,3,4,5,8,9,10 の部品です。
ブッシュ類は交換するとした場合、残りの 2,5,8,9 ですが、差を下記に説明します。
2の座金は、レベ付きは平らで、レベ無しは皿形状です。これは絶対に流用は出来ません。
流用すると、最悪ダンパーシャフトに無理がかかってシャフトが折れます。(私、折れました)
5のマウントベースはレベ無しの方が穴の大きさが小さいです。(マウントベース写真参照の事)
出来たらレベ無し用に交換した方が無難ですが、工夫すれば流用できると思います。
4のブッシュの取り付けを工夫すれば...
8のスプリングは明らかにレベ付きに、そのままショックのみレベ無しを組み込むと、車高が2〜3cm 落ちます。できたら交換した方が良いでしょう
9のダンパーシャフト用のチューブはレベ付きと無しのダンパーのシャフトの太さが違うために交換が必要です。
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[写真D]マウントベース
中央の穴の大きさがレベ有りとレベ無しでは違います。(5mm程度の差です) |
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・ショックの交換方法ですが、基本的には簡単です。(ストラットassyと構造はいっしょですから.....) |
- 車をジャッキupする。
- タイヤをはずす。
- ダンパーの下部のボルトを緩める。(24mmメガネレンチ←メガネでないとキツイです
と回り止めにモンキーレンチが必要です)
- マウントベースのボルトを緩める。
- [写真C]の状態で外れます。
- スプリングコンプレッサーでスプリングを縮める。
- ショック上部のネジをはずす。(17mm結構硬いです)
- バラバラになります。(ショック・スプリング.....)
- 逆に組み付ける。([写真C]の状態にくみ上げる)
- 組上げたショック&スプリングassyを車体に取り付ける。
- 取り付ける際にはまず、ショックの下をシャフトに通して、ボルトで仮止めをする。
- ロアアームの下にジャッキをあてがい、若干上げながら組上げたショック&スプリングassyの上部のボル ト位置を合わせ(4本)全て位置を合わせ仮止めが済んだ後、全てのボルトを締め込む....
****大事なことは組上げたショック&スプリングassyは、ボディマウントした後に、ロアアームの動 きに合わせて、左右に動かないといけないことを(振り子のように)頭に入れてブッシュ類を組上げてくださ い。 リジットになってしまうと、私の様にダンパーシャフトを折ってしまいます。
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では、健闘を祈る・・・
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